地盤や各種構造物等、自然界の物体を有限個の要素に分割し、要素ごとの力や運動量・圧力などの釣り合いを考えて数値的に解を求める方法をFEM(有限要素法)解析と言います。 この解析手法は、要素の大きさ・形状などを自在にコントロールでき、より実際の対象に近い忠実なモデル化が可能であるという特長があります。
解析モデルを断面として解析する二次元解析に加え、周辺地盤や各種影響物をモデル化し、立体的な視点でとらえた三次元解析も実施します。
現地条件に即した地山物性の設定、および解析結果をトンネル設計計画へ反映する。 解析で得られた検討結果については、過去の類似事例と照らし合わせて、結果の妥当性やその適用性について検証する。